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飛行機が空を飛ぶ話ーその2

20250428

皆さんこんにちは、松樹本店賃貸担当の山下です。

 以前、飛行機が空を飛ぶ話を紹介させていただいておりましたが、今回も飛行機にまつわる
話その2を紹介させていただきます。

1、一律ではありません。(使用する機種と飛行する距離で相違あり。)
 使用される機種(ジェット機やプロペラ機)や目的地(長距離や近距離)により一律に当て
はまるものではありませんが、ここではジェット機が長距離を飛行する場合を例に説明したい
と思います。
 貴方が搭乗された那覇空港発、羽田空港行の当該機は滑走路から離陸し、徐々に高度を上げ
ていき、やがて3万フィート(約9,100m)から4万フィート(約12,000m)の高
さに到達します。

2、なぜこの高さ?
 では、なぜこの高さ(高度)なのでしょうか?答えは「空気が薄いから!」です。飛行機は
翼面(上下面)に流れる空気から生み出される揚力と落下しようとする重力のバランスを保つ
ことで水平飛行を行います。そのときジェットエンジンは空気(酸素)を取り込んで燃料と混
合し燃焼(爆発)させ推力を得ますが、その際にあまりにも高度が高過ぎると、エンジンは大
きな推力を生み出すことができません。
 エンジンの出力と空気抵抗の少なさ、そして翼の揚力のバランスが一番うまく取れる空域、
それが高度1万m付近なのです。この高度1万m付近では、高度0mに比べてずっと空気が薄
く(空気の構成分子が少なく)なります。このことにより、飛行機が速度を維持するための推
力が少なくて済み、燃料の消費を節約できるのです。また、この高度を維持することで様々な
気象条件の上空を飛行するため、キャビン内部は比較的穏やかな環境のままで目的地を目指せ
るのです。

3、まとめ
 もしも飛行機に乗る機会があって窓側の席に着席され、ベルト着用サインが消え、窓の外を
眺める機会があったら、「あーっ!この高さが飛行機にも乗っている自分たちにも優しい高度
なんだな!」って感じていただけれるかもしれませんね?

 賃貸物件(アパート、テナント)のご用命は、株式会社松樹 賃貸部にいつでもお問合せ願
います。お待ちしております。

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