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飛行機にまつわるよもやま話ー1
2025年02月03日
皆さんこんにちは、株式会社松樹普天間本店の山下です。さて、今回のお話ですが、飛行機にまつ
わる話を紹介したいと思います。
皆さん旅行等で飛行機を使われること多々あるかと思います。空港にて搭乗手続きを済ませ、空輸
ターミナル(搭乗口)からボーディングブリッジを渡って、いざ当該機へと搭乗するのですが、この
とき、機体の左側のドアから乗降りされているかと思います。飛行機自体には左右にドアがあるにも
関わらず、搭乗口は必ずと言っていいほど左側のドアを使用しています。一部例外(富山空港の第2
ゲートは河川敷に設置された搭乗口であり、逆「Y」字型のため、便宜上右側のドアにて乗降りされ
ている。等々)はあるものの、全世界での共通事項となっています。
では、何故左側からなのでしょうか?空の港と書いて「空港=くうこう」と読むが如く、実は乗物
の大先輩の「船」からの慣習が引継がれているのです。太古の昔より多くの船の舵棒は右舷側に設置
されていました。これは、舵取りをする人に右利きが多かったことから右舷側に取付けた舵で船を操
作していたことが由来となっており、故に人の乗降りや荷物の積込みの際は左舷側を接岸する必要が
あったためです。
他にも速度を表すノット(1ノット=時速1.852㎞)や距離を表すマイル(海マイル=1マイ
ル=1852m⇒緯度1分が元となっている。)更に機長を「キャプテン」、乗組員を「クルー」、また
客室を「キャビン」と読んだりすることも同様に引継がれています。
最近、遠出することが少なくなってきている今日この頃ですが、久しぶりにどこか遠くへ出かけよ
うと密かに目論んでいる山下でした。また、機会があれば、私のよもやま話にでもお付き合いいただ
ければ幸いです。